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最近の分譲住宅について

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最近の分譲住宅について


 生まれ育った逗子か葉山のどちらかに引っ越したいので、新築や中古の物件を見ているが、新築を含むここ20年位に建てられた物件は共通して狭い。

 そういう物件の過去を調べてみると、かつてそこに大きな土地があり、大きな庭があった一軒家が存在したことが共通している。

 つまり大きな土地を3分割とか4分割して売り出している。当然のことながら庭は無い。家々の軒先は非常に近い状態になっており、窓を開けていれば、恐らくお隣の生活音が聞こえてきそうだ。

 クルマを1台置いたら、空いている土地はほとんど無い。木も植物も植えることもできない。軒先が近いし、庭が無いので、外に動物を飼うこともできない。何でそんな物件が多いのだろう?

 地価や建築費の高騰もあるのだろうが、あまりにも不自然ではないだろうか?こういう家々が密集している地域を上空から眺めてみると、ほとんど木々を見ることができない。

 狭い区画に屋根ばかりの連続体だ。あまりにも殺風景だろう。緑が無いため、それもヒートアイランド現象を発生させる遠因ではないだろうか?

 自然環境もそうだが、人間の感情にも決して良い影響は無いだろう。必要以上に隣同士が近過ぎるので、トラブルの原因になる可能性が高くなるだろう。

 庭が無いので、植物を育てたりするのが室内だけになってしまうので、子供に本当の自然の生きざまを身をもって教える機会も作り難くなるだろう。

 そろそろ法律で規制する必要があるのではないだろうか?規制というより義務付けだ。新築建売の場合、必ずその土地の何割かは庭にして、木々を植えること等だ。

 何でもコンクリートは、時代錯誤になりつつあるのではないだろうか?例えば、東京都練馬区が異常に暑いのは、そんな緑が無く、コンクリートばかりで、密集したマンションや家々の連続体だからだと思う。

 これから人口が減っていく時代と言われている。人口が減ると、家の需要も比例して減っていくかもしれない。それなら一軒当たりの土地を広くしていく策を講じていけば良いのではと思う。

  



 







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